2022.07.22
毎日の食事でぜひ摂り入れていきたいオリーブオイル。
常備されているご家庭も多いかと思います。
では、赤ちゃんの離乳食や小さな子供の幼児食に使ってよいのでしょうか?
答えはもちろんOKです!
オリーブオイルの主成分はオレイン酸。
これは人の皮脂や母乳などにも多く含まれる脂肪酸ですので、アレルギーの発症も極めて少なく赤ちゃんが最初に取り入れる油としてはオススメです。
特にヨーロッパでは、オリーブオイルを離乳食期から積極的に取り入れることがむしろ推奨されているそうです。
(全ての赤ちゃん、お子様にアレルギーが起こらないというわけではありませんので、他の食材同様に、初めはごく少量からお試しください)
油は赤ちゃんにとっても大切な栄養素の一つです。ただし、摂りすぎると胃腸の負担になったり、下痢や他の体調不良をを引き起こすことも。
もちろん油は肉や魚、大豆からも摂取できますので、特に離乳食初期には無理に使う必要はないとされています。
我が家の娘たちの‘オリーブオイルデビュー’も、離乳食後期、手づかみ食べするための「おやき」を作る際に使用したごく僅かの調理油としてが最初でした。
オリーブオイルは大きく分けて
①エキストラバージンオリーブオイルと
②(ピュア)オリーブオイル(…エキストラバージンオリーブオイルと精製したオリーブオイルをブレンドしたもの)
がありますが、離乳食におすすめなのは①エキストラバージンオリーブオイルです。
他の多くの植物油は溶剤抽出法と呼ばれる製法で作られますが、「エキストラバージンオリーブオイル」は、オリーブの実をしぼっただけ。化学的な処理を一切施さずに物理的な処理のみで作られます。
そのため、自然の恵みがそのまま、身体にうれしい微量成分もたっぷり含まれます。
エキストラバージンと聞くと生食で使われるイメージが強いかもしれませんが、発煙点も高いので先ほど述べたような調理油としての使用も全く問題ありません。
シマムラでは数種類のエキストラバージンオリーブオイルをご用意しておりますが、離乳食作りにオススメさせていただくのは極実エキストラバージンオリーブオイル<完熟タイプ>です。
一般的にエキストラバージンオイルには身体にうれしいポリフェノール等の微量成分が含まれますが、これは辛み・苦味として感じられるものとなります。
<完熟タイプ>は特にポリフェノール量の多い早摘みタイプに比べると、味や香りがマイルドなため、小さなお子様のお食事にも比較的無理なく摂り入れていただけるかと思います。
摂る量は少量とは言え、未熟な赤ちゃんの内臓に直接届くものですので、できるだけ身体に良いものを選んであげたいですね。
赤ちゃんや小さなお子様の食事に使う油に悩まれている方は、どうぞ参考にしてみてくださいね。
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