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オリーブと健康

オリーブオイルQ&A ー健康編ー

《よくあるオリーブオイルの活用法についての疑問にお答えします》

Q. オリーブオイルはなぜ身体に良いの?他のオイルとの違いは?

A. 一般的な植物油の多くは種子からしぼられ精製されます。これに対し、オリーブオイルはフレッシュジュースと同じく果実をしぼったそのままの良さがたっぷりです。そのため、他のオイルにはない豊かな味わいをお楽しみいただけます。また、オリーブオイルはオレイン酸を多く含みます(全体の70~80%)。このオレイン酸には悪玉コレステロールを下げ善玉コレステロールは守る働きがあり、オリーブオイルは生活習慣病の予防の面でも注目されています。そのほかにもポリフェノールなど身体にうれしい微量成分が豊富に含まれています。

「どうして身体に良いの?」「果実からしぼる果汁100%オイル」ページも合わせてご覧ください。

Q. エキストラバージンオリーブオイルとは何ですか?

A. オリーブの実を物理的な処理によりしぼっただけのオイル(=オリーブの実のジュース)のことをバージンオリーブオイルと呼びます。その中でも酸度が0.8%以下で、風味に欠陥がないものが「エキストラバージンオリーブオイル」となります。化学的な処理を一切行わないため、オリーブオイル本来の良さをそのまま楽しむことができます。

「奥深いエキストラバージンオリーブオイルの世界」のページも合わせてご覧ください。

Q. 「ピュアオリーブオイル」とは何ですか?

A. バージンオリーブオイルを精製して作る‘精製オリーブオイル’と‘エキストラバージンオリーブオイルやバージンオリーブオイル’をブレンドしてできたオイルのことを指します。精製オリーブオイルは元のオリーブオイルを化学的に精製するため、オリーブオイル特有の味や香りは取り除かれてしまいますが、オリーブオイルの成分の特徴であるオレイン酸の含有量は変わりません。

この「ピュア」という呼び方は日本特有のものですが、「エキストラバージン」と同等もしくはそれ以上のイメージを消費者に与えてしまう可能性があることから、近年では単に「オリーブオイル」と呼ばれることが多くなっています。

Q. オリーブオイルはどうやって使うのですか?

A. オリーブオイルは、様々なお料理にお使いいただけます。洋食やイタリアンだけでなく、お味噌汁や納豆などにもひとまわしすることで、いつもの味が一味違った味わいに。調味料のように使用することであらゆる食材の味を引き出します。毎日の暮らしの中で新しい組み合わせを試してお試しください。

Q. エキストラバージンオイルは加熱してはいけないの?

A. エキストラバージンオイルを加熱しても全く問題はありませんが、高温状態ですと本来の風味が失われやすいため、一般的に炒め物などの加熱料理には手軽なオリーブオイル(ピュアオリーブオイル)を使用する方が多いです。パンにつけたり、お料理にかけたり、生のまま食べる場合は、香り・風味豊かなエキストラバージンオリーブオイルがおすすめです。

Q. オリーブオイルは食べても太らないのですか?

A. 「オリーブオイルはヘルシー」というイメージがあり、なんとなく太りにくいと思われている方もいるかもしれませんが、他の油とおなじく1gあたり9カロリーですので、摂りすぎには注意しましょう。ですが、オイルと一言に言ってもその性質はそれぞれ。同じカロリーをとるのであれば、できるだけ「身体にうれしいオイル」から摂りたいですね。

Q. オリーブオイルは冷蔵庫に入れて保存するの?

A. オリーブオイルは性質上5℃以下になると結晶化を始め、固まります。常温(液体)と低温(個体)状態を繰り返すことで品質が劣化してしまいますので、冷蔵庫での保存はおすすめできません。家庭では日の当たらない冷暗所でふたをしっかりしめて保存しましょう。                        

開封後は目安として1~2か月で使いきること良いでしょう。

Q. 食用オリーブオイルを顔に塗っても大丈夫でしょうか?

A. 味や香りを愉しむことがメインの食用オイルは、化粧用と比較するとろ過の度合いが粗く、微細なオリーブの実などが残っている場合もあります。一方、化粧用オイルは安全性や肌なじみが重視され、一般的に精製度が高くなめらかな使い心地となっています。

食用オイルといっても様々ですのですべてNGというわけではありませんが、食用オイルに残る微量成分がお肌への刺激につながる場合もあるので、使用感の面からもスキンケアには化粧用のオリーブオイルを使うことをおすすめします。

 

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