2021.11.19
いつもご覧いただきありがとうございます。
秋の深まりを感じる気温となってきましたね。
今回は、先日収穫したオリーブの実で
新漬けオリーブを作った際の様子をご覧いただければと思います。
採れた果実量・・・1355g(ネバディロブランコ)
苛性ソーダ液の濃度を1.8%にして、果実容量と同程度準備。
苛性ソーダ液に、優しく水洗いしたオリーブの実を静かに入れます。
ここから8~12時間浸漬し、渋抜き。
漬けてすぐの様子。
1時間後
4時間後
8時間後
摘んだままのオリーブの実(上)と、
苛性ソーダに浸漬させた後のオリーブの実(下)の断面
朝昼夕と、空気に触れさせないようにしながら
苛性ソーダの成分が抜けるまで、やさしく水を入れ替えること3日…
きれいな水に入れ替わりました。
pH値もOK
ここから塩分濃度3%の水に塩漬けすること2日。
その後塩分濃度6%で塩漬け、冷蔵庫で3日保存。
新漬けオリーブの完成です!
今回、初めて作ってみたのですが、残念ながら少し渋が残ってしまいました。
次回作る機会があった際には、渋抜きをもう少し念入りにし、きれいなグリーンの新漬けを作ってみたいと思います。
しかしながら、時間をかけて作ったものは大変味わい深かったです。
新漬けオリーブを作る工程は、手間をかけて作られているのだなあと改めて感じました。
毎年、おいしい新漬けオリーブを作っておられる小豆島オリーブ園。
今年の販売期間は終了しましたが、また来年に思いを馳せて・・・
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